2010年1月3日顕現節主日聖餐礼拝「主の顕現節」”The Epiphany of Our Lord"岸野豊牧師
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投稿日時 2010-1-6 0:03 | 最終変更
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居住地: Irvine, CA
投稿数: 291
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「主の顕現節」マタイによる福音書 2:1-12 岸野 豊牧師
私たちの父なる神と主イエス キリストから、恵みと平安が、あなた方にあるように。
教会のカレンダーでは、クリスマスのシーズンは1月6日、主の顕現日に終わります。私たちは今週の1月7日、木曜日に祈祷会を行います。皆様もし時間がありますならご出席ください。
さて、顕現節または顕現節の日とは一体なんでしょうか? この日英語ではEpiphany と言いますが、その意味はイエス キリストの神聖、つまり、イエスこそ神の御子であることを東方から星に導かれて来た三人の博士のイエス様への訪問と言う記事を持って祝う日です。
私の育った東京の小石川教会には西恵三さんという東京大学の教授で天文学の先生がいました。クリスマスには毎年、西先生から三人の博士をイエス様に導いた星の話を聞いたのです。私が覚えているその話の内容は本当にそういう星がイエス様の生まれた2010程昔に世界の中の色々な記事に書かれていたということです。それはどんな星であったかというと、特にピカピカ光る星、あるいは彗星であったというのです。
12 年ほど前に私はこのような彗星、その名はHale-Bopp という長い尾を引いて光っていた彗星を息子と一緒に何日かにわたって見ました。
今日まで言い伝えられている話の中にロマンチックな話があります。この話によると、この博士たちをイエス様に導いた星がその役目を終わった時、天からなんとベツレヘムにある井戸の中に落ちたというのです。その星は心の清い、純粋な人によって今でもそれが井戸のそこに見られるというのです。でもそれは言い伝えであって本当かどうかわかりません。
しかし皆さんWalt Disney のピノキオというmovie おぼえていますか?木で作くられた人形のピノキオが本当の男の子になりたいという希望を歌ったのが“When you wish upon a star” という歌です。ちょっと聞意てみてください。
When you wish upon a star
Makes no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you.
If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do.
一ヶ月ほど前に「海に星を投げ返す者」という題で説教をしましたが、人間の心の中に星という夢と憧れの観念が強くあると思います。
この三人の博士たち、英語で言う “Three Wise Men” についての捜索をInternet で探してみると、なんと色々な話が出てきます。彼らは、東方の国から来たking という話もあります。しかし聖書にはそうは書いてありません。どこからの王様というより、この人たちは学者であったと思います。今で言う科学、哲学、そして天文学に良く通じていた人たちでした。
ところで先に三人の博士たちと言いましたが、聖書にはどこにも三人とは書いてありません。私たちが三人の博士と言うのは、どうも三つのギフトがイエス様に与えられたという記事の中から考え出されたのではないでしょうか?
ある聖書解釈の本の中に、この三人の名前まで出してあります。彼らの名前はMelchior (メルキオ)、Balthazar (バルササー)、そしてCasper (キャスパー)だというのです。キャスパーだと漫画の中で出てくるFriendly Ghost の名前がそれと同じですが,それにしても、この三人の名前の発祥地はアラビア、バビロン、そしてペルシャです。ただこの人たちの名前は聖書からは見つけることは出来ません。しかしこの物語の中で、一番大切な事柄は何かというと、この人たちはユダヤ人ではない、聖書で言う異邦人なのです。人類の救いはユダヤ人だけに約束されたものでなく、世界中すべての人に与えられるという神様が私たち人間にくださった約束なのです。
この聖書の記事は四つの福音書の中でマタイによる福音書だけにしか書いてありません。マタイは英語でMatthew です。彼はイエスの12弟子の一人、イエスに従っていく前は同じユダヤ人の中で嫌われていた収税人、つまり税金取りの男でした。マタイの福音書はユダヤ人を対象にして書かれています。神様の救いはユダヤ人がイエス・キリストを神の一人子として受け止めることに始まります。そして28章、マタイの福音書の最後にこう書いて終わっているのです。それは、「だから、あなた方は行って、すべての民を私の弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなた方に命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは、世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる」という神様の約束です。三人の博士はユダヤ人ではない異邦人です。しかしその異邦人が幼子イエスの前でひざまずき、イエスを人類の救い主と認めたのです。
神様の愛は世界中のすべての人たちに注がれています。さて私が何年か前に読んだ第二次世界戦争中に起った出来事を皆さんに英語で聞いていただきたいと思います。
A protestant chaplain serving in the Second World War with the American troops in Italy became friend with a local Catholic priest. However, the chaplain was killed in action, and the priest offered to bury him in the cemetery behind the church.
But then the priest ran into problems with church authority, who told him that he could not bury a protestant in a Catholic cemetery. The best that he could do was to bury his friend just outside the cemetery wall, and so that is what he did.
After the war, one of the American soldiers returned to visit Italy. Having known the chaplain, he stopped at the church to visit his grave. And he was surprised to find it inside the cemetery wall. He said to the priest, “I see you got permission to move the body.” The priest responded, “No. They told me I couldn’t bury the body inside the wall. But nobody ever told me I couldn’t move the wall.”
That is what we have with the story of the three wise men - a story where God moved the wall. These wise men were outsiders – not a part of the people of God. They had no connection with Jewish history, let alone Jewish religion. The covenant that God had made with the Jewish people did not apply to them. But this story is the promise that God has move the wall, so that all kinds of unlikely people come under the shelter of God’s love.
ユダヤ人の宗教で言う救い主である神はユダヤ人だけの神様のはずでした。それなのに神様はユダヤ人と異邦人の間にある壁を取り除き、イエス・キリストによる神様の救いの約束を世界のすべての人に与えられたのです。
祈りましょう。
神様の愛はすべての人に、無償で与えられています。神様は異邦人である博士たちに救いの道を示しました。私たちもまだ神様を知らないすべての人たちを救いの道へと導く神様のパートナーとなれるように勤めましょう。アーメン。
私たちの父なる神と主イエス キリストから、恵みと平安が、あなた方にあるように。
教会のカレンダーでは、クリスマスのシーズンは1月6日、主の顕現日に終わります。私たちは今週の1月7日、木曜日に祈祷会を行います。皆様もし時間がありますならご出席ください。
さて、顕現節または顕現節の日とは一体なんでしょうか? この日英語ではEpiphany と言いますが、その意味はイエス キリストの神聖、つまり、イエスこそ神の御子であることを東方から星に導かれて来た三人の博士のイエス様への訪問と言う記事を持って祝う日です。
私の育った東京の小石川教会には西恵三さんという東京大学の教授で天文学の先生がいました。クリスマスには毎年、西先生から三人の博士をイエス様に導いた星の話を聞いたのです。私が覚えているその話の内容は本当にそういう星がイエス様の生まれた2010程昔に世界の中の色々な記事に書かれていたということです。それはどんな星であったかというと、特にピカピカ光る星、あるいは彗星であったというのです。
12 年ほど前に私はこのような彗星、その名はHale-Bopp という長い尾を引いて光っていた彗星を息子と一緒に何日かにわたって見ました。
今日まで言い伝えられている話の中にロマンチックな話があります。この話によると、この博士たちをイエス様に導いた星がその役目を終わった時、天からなんとベツレヘムにある井戸の中に落ちたというのです。その星は心の清い、純粋な人によって今でもそれが井戸のそこに見られるというのです。でもそれは言い伝えであって本当かどうかわかりません。
しかし皆さんWalt Disney のピノキオというmovie おぼえていますか?木で作くられた人形のピノキオが本当の男の子になりたいという希望を歌ったのが“When you wish upon a star” という歌です。ちょっと聞意てみてください。
When you wish upon a star
Makes no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you.
If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do.
一ヶ月ほど前に「海に星を投げ返す者」という題で説教をしましたが、人間の心の中に星という夢と憧れの観念が強くあると思います。
この三人の博士たち、英語で言う “Three Wise Men” についての捜索をInternet で探してみると、なんと色々な話が出てきます。彼らは、東方の国から来たking という話もあります。しかし聖書にはそうは書いてありません。どこからの王様というより、この人たちは学者であったと思います。今で言う科学、哲学、そして天文学に良く通じていた人たちでした。
ところで先に三人の博士たちと言いましたが、聖書にはどこにも三人とは書いてありません。私たちが三人の博士と言うのは、どうも三つのギフトがイエス様に与えられたという記事の中から考え出されたのではないでしょうか?
ある聖書解釈の本の中に、この三人の名前まで出してあります。彼らの名前はMelchior (メルキオ)、Balthazar (バルササー)、そしてCasper (キャスパー)だというのです。キャスパーだと漫画の中で出てくるFriendly Ghost の名前がそれと同じですが,それにしても、この三人の名前の発祥地はアラビア、バビロン、そしてペルシャです。ただこの人たちの名前は聖書からは見つけることは出来ません。しかしこの物語の中で、一番大切な事柄は何かというと、この人たちはユダヤ人ではない、聖書で言う異邦人なのです。人類の救いはユダヤ人だけに約束されたものでなく、世界中すべての人に与えられるという神様が私たち人間にくださった約束なのです。
この聖書の記事は四つの福音書の中でマタイによる福音書だけにしか書いてありません。マタイは英語でMatthew です。彼はイエスの12弟子の一人、イエスに従っていく前は同じユダヤ人の中で嫌われていた収税人、つまり税金取りの男でした。マタイの福音書はユダヤ人を対象にして書かれています。神様の救いはユダヤ人がイエス・キリストを神の一人子として受け止めることに始まります。そして28章、マタイの福音書の最後にこう書いて終わっているのです。それは、「だから、あなた方は行って、すべての民を私の弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなた方に命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは、世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる」という神様の約束です。三人の博士はユダヤ人ではない異邦人です。しかしその異邦人が幼子イエスの前でひざまずき、イエスを人類の救い主と認めたのです。
神様の愛は世界中のすべての人たちに注がれています。さて私が何年か前に読んだ第二次世界戦争中に起った出来事を皆さんに英語で聞いていただきたいと思います。
A protestant chaplain serving in the Second World War with the American troops in Italy became friend with a local Catholic priest. However, the chaplain was killed in action, and the priest offered to bury him in the cemetery behind the church.
But then the priest ran into problems with church authority, who told him that he could not bury a protestant in a Catholic cemetery. The best that he could do was to bury his friend just outside the cemetery wall, and so that is what he did.
After the war, one of the American soldiers returned to visit Italy. Having known the chaplain, he stopped at the church to visit his grave. And he was surprised to find it inside the cemetery wall. He said to the priest, “I see you got permission to move the body.” The priest responded, “No. They told me I couldn’t bury the body inside the wall. But nobody ever told me I couldn’t move the wall.”
That is what we have with the story of the three wise men - a story where God moved the wall. These wise men were outsiders – not a part of the people of God. They had no connection with Jewish history, let alone Jewish religion. The covenant that God had made with the Jewish people did not apply to them. But this story is the promise that God has move the wall, so that all kinds of unlikely people come under the shelter of God’s love.
ユダヤ人の宗教で言う救い主である神はユダヤ人だけの神様のはずでした。それなのに神様はユダヤ人と異邦人の間にある壁を取り除き、イエス・キリストによる神様の救いの約束を世界のすべての人に与えられたのです。
祈りましょう。
神様の愛はすべての人に、無償で与えられています。神様は異邦人である博士たちに救いの道を示しました。私たちもまだ神様を知らないすべての人たちを救いの道へと導く神様のパートナーとなれるように勤めましょう。アーメン。
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